第12回ひらつな祭のお礼とご報告

第12回ひらつな祭(2023年)

第12回ひらつな祭のお礼とご報告

東日本大震災から12年目の今年は、多くの被災地で十三回忌の法要が盛大に行われた様です。3月11日に開催する事ができた第12回ひらつな祭でも、被災地への思いをこれまでよりも強く表したいという思いから、恒例となった「鎮魂のバルーンセレモニー」に新たな企画「思いを込めて命の笛を皆で一斉に吹こう」を加えました。

そのキッカケとなったのが、今年初めてブース出展をしてくださった平塚市聴覚障碍者協会の皆さんです。

聴覚障碍者の方が、もしもの時に自分の存在を知らせる為の笛を「命の笛」と名付け、その笛をスタッフほか会場内にいる約700人が手にして、震災発生時刻の14時46分の黙祷のあとのバルーンリリースと共に一斉に被災地への思いを込めて吹くというもので、その時の会場の一体感は強く心に残るものでした。

また、大切な笑顔を災害から守りたいという思いを伝えるために始めた「ちびっこ笑顔絵展」は今年も市内の幼稚園・保育園の園児さんが描いてくれた「笑顔の絵」500枚が集まり、3月5日から12日までの日程でひらしん平塚文化芸術ホールのエントランスに展示させていただきました。

今回も、新たな参加団体の皆さんとのつながりも出来て、回を重ねるごとに少しづつではありますが着実に地域へ広がっていくこの取り組みは、本当に多くの皆様に支えられていることを改めて実感いたしました。

関わっていただいた多くの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ひらつな祭 実行委員長:能勢康孝

コメント